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宮地兵庫の共感覚の日々


Everyday-Life with synesthesia Hyogo Miyachi
Gallery 5610
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    昨日からほぼ丸一週間 雨が降り止まないそうですが、
    悪天候の日に傘差して展覧会に行くこの至福。
    先日行ったばかりの森美術館で開催されている東南アジア現代美術展もまぁまぁ面白かったんだけど、
    職業柄かイラストレーションの展示はやっぱり飽きないです。
    第15回TIS公募展、楽しみにしていたので見ることが出来てとても良かった。

    立体も好きだけど、やっぱり平面の表現が一番好きなんだなぁ…
    自分好みの平面作品に出会うと生き返った気持ちになります。
    インスタントの固形型お味噌汁にお湯が注がれる時のやつ。

    第15回TIS公募展 @Gallery 5610 は18日(水)迄。


    |15:46| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
    お里帰り
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      5泊の帰省はあっという間に終わってしまいました。
      毎度同じことを書いていますね。
      寒かったな…
      約束と約束の間にフリーの時間が出来ると寒くても何でも、すぐに感傷的なお散歩を始めてしまう。
      小雨降る秋の大通公園を歩き、バラを観察したり、しばらく立ち止まって大木を見上げたりしてるから
      そう、風邪が治らないの。
      マスクを顎に引っかけて、咳き込みながらビールを飲む様は、
      我ながら‘ 侍だなぁ〜 ’って感心しているんですけどね。

      楽し過ぎるひと時を、家族と友達の皆さん メチャチャ有り難う。
      大好きだから、遠い街に住んでいること、凄く寂しい。

      ビールの飲み過ぎでえらい太りました。
      23時のパスタとか絶対にダメだよね。
      楽し過ぎたから良いんだけど笑
      林真理子さんの話になって、面白ければ何でも良い!って結論に達し、
      太ってガンダムみたいなシルエットになっても面白かったら良いんだよ?
      いや… 明日から絶食(無理だよね。そんなに意志が強く無い) 明後日は表参道まで歩いてイラストレーションの展示を覗きに行きます。
      そろそろ画材変えるの 油絵に戻ってみせよう ホトトギス。

      |21:17| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
      太郎さんの理想。
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        こう見えて(?)わたしは心配性なので、もし自分に子供がいたら
        その子が仲間外れになっていないか、
        ちゃんと輪の中に入れているかとても気にすると思う。
        我が子が集団から一人はみ出していたら不安になると思うし、
        そうならないようにいつも目を凝らして観察すると思う。


        「 群れるんじゃない!群れたら強くなれない!」

        わたしは母親からこう聞かされて大人になった。
        先日本屋さんをフラフラしていて、岡本太郎名言集の強烈な装丁が飛び込んで来た瞬間
        この台詞… 耳に馴染みがあるなって思ってどこで聞いただろう?って考えたら、
        母親の教育方針だ…ってちょっと可笑しかった。

        「 群れちゃいけないよ!孤独に強くなりなさい!」なんて子供に教える母親っている?
        わたしなら可愛い我が子に「 お願い!群れて!」って言い兼ねない。

        春先、就活シーズンになると、初々しい(ちょっと滑稽さもある)スーツ姿の集団を至る所で見かけるけれど、
        うちの両親は、特にママは「 皆んな同じで気色悪い…!」ってはっきり言う。
        父は父で、就職難で若者が困っているというテレビニュースに
        「 海外へ出るか起業すれば良いだけの話だろ」とか言う。

        群れる利点とか必要性について考える切っ掛けが逆にあんまりなかった。
        美術科では一切教えないし、むしろ群れる子は伸びない!位な方針だったと思う。
        (偏った教育環境をありがとうございます笑)

        今日はギャラリー探しの後で外苑前、表参道、渋谷へと歩きながら孤独とか常識について考えた。

        太郎さんの言っていることが分かるようでいまいちよく分からないけど…
        今夜はいつにも増して一人で居たい気分になった。

        |01:36| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
        Attention
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          最近気になっていたので
          Mちゃんが隣にやって来た時に小さな声で聞いてみた。

          「 元気なくない? 絶望してるの? 」

          「 あっはっは ありがとう。生理だからフラフラしてるだけだと思う 」

          このやり取りが漏れていて、近くにいた数人が笑う。

          「 絶望はいけない。死に至るよ」と言ったら、また笑う。

          本当だもん。
          人が希望を失って絶望した状態が続くと死んでしまう。
          希望とは、酸素や水と同じ位に必要不可欠なものなんです。

          大好きな作家さんが【絶望に効く薬 】をテーマに語る番組が超笑えて毎日見ていたんだけど、
          今わたしに必要なのは風邪薬… ハァ。

          |13:12| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
          20,000歩
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            表参道、外苑前、青山一丁目辺りをぐるぐる歩いて
            来春の個展に使いたいギャラリーを探しました。
            Nちゃんがスマホのアプリを駆使して場所を確認してくれている間、
            地図が読めないわたしは隣で棒立ちしていました。
            よく見るお馴染みの光景です。
            Nちゃんがいてくれなかったら無駄にウロウロ迷って心折れていたと思う。

            やっぱり青山が、特にワタリウム美術館の周辺が都内で一番好きです。
            心がとても楽になる場所。

            散々歩いて最後は中目黒にある新しく出来たギャラリーを下見に行きました。
            6日間で30万超えるのよ…

            充実の一日の締めくくりは、そのまま中目で暴飲暴食。
            昔住んでいたので、中目に来ると、沢山のことを思い出す。

            オシャレなお店が増えまくっていて驚いた!けど、
            Nちゃんのチョイスで古びた居酒屋へ。
            関西人のNちゃんには爆笑させられっ放しです。

            チヂミの裏面が真っ黒焦げで出てきて、「鉄板の皿と同じ色だよ!」
            「苦っ!」ってだけで、呼吸困難になるまで笑って 涙でマスカラが溶けちゃった。

            裏面だからってズルいよ!流石にお店の人に言おうか一瞬迷ったけど、
            チヂミなんてどうでもいいの。
            (いや、爆笑できるなら、むしろ焦げ倒してくれていい)
            充実した1日に感謝して、Nちゃんといたらとにかくひたすら楽しいの。

            ありがとう。


            |01:45| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
            初お台場
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              今年の夏はテラス席から眺めたお台場の夕焼けで締めくくりました。
              連れて来てくれてありがとう。
              坂本龍一氏のピアノを聴きながら、朝まで描いていたので
              器用にオンとオフの切り替えが出来なかった日でした。
              クルーズ船では爆睡しちゃうしさぁ…
              ごめん…。涙。

              東京に暮らしてもわたしの行動エリアは数えるだけしかありません。
              好きな現代美術館のある港区、渋谷区、たまに中央区。
              好きなアート系のイベントが多いやっぱり港区、渋谷区。
              打ち合わせや画材屋に用事がある新宿。
              あとは恵比寿か代官山の本屋さんでアート系の本を購入するだけの休日。

              世界の何ものとも調和できないのは自分だけなんじゃないかって不安に駆られました。
              せめて、この夕焼けを絵にするならどう描けば良いだろう…って構図とか色を塗る手順を考えた。
              君は、絵さえ描けられたらいいんかい?


              夏終わったよ。
              芸術の秋到来。待ってました。


              |14:52| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
              技巧がない
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                その人は、わたしの作品集を予想以上に長い間凝視するので、小心者は居たたまれなくなり、
                「 ちょ、ちょっとお手洗いに… 」と席を立ちました。
                戻って来ても、まだ作品集を睨み付けているので、わたしは取り敢えず沈黙に耐えていました。

                開口一番、「 もう技術の追求はいいだろ? お前の絵には技巧がない。」
                技術はあるのに技巧がないとハッキリ言われました。

                「 これからは、もっと社会の声を聞け 。創作の9割の時間をリサーチに当てろ」と忠告されたので、
                「 わたしはコピーライターじゃなくて、イラストレーターなんですよ?」と返したら

                「 同じだろ?」と即答されました。

                9割の時間をリサーチに当てるイラストレーターって… こんな感性持っていなかった。

                もっと政治にも興味を持って社会派のイラストレーターになれと言ってくれたんです。
                試しに今から一年間、政治家の顔でも描いてみたらどうだ?と提案されました。

                トップクリエイターとお仕事をして来たその人物からの指摘は、
                ここ数ヶ月間 Dr.スランプだったわたしに手を差し伸べてくれました。


                わたしには悪い既成概念が多過ぎるそうです。
                生活に支障が出ない為に睡眠はしっかり取らないといけないと思っていて…
                でも今の生活は昔と比べると制作する時間が激減しているので それが最大の悩みだと話したら、

                「 じゃ、寝るな。寝ないで描けばいいだろ?」

                8時間寝なくちゃいけないというのは、わたしの悪い既成概念なんですって。

                父親と同じ歳の人物に、既成概念を持ち過ぎるなと説教された経験は、

                お前には常識がない…って言われて来たので…

                何て言うのかな この衝撃はまるで ブルース・リーに回し蹴りをくらったよう。

                今年の夏は、今後の作家としての方向性が決まりつつあった貴重な夏でした。


                残暑お見舞い申し上げます。






                |18:10| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
                コピーのこと。
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                  絵の他に身近に感じる世界は、意外にもコピーだったりします。
                  父の仕事の影響かな
                  お酒の席でコピーの話題になるからかな
                  親友がコピーライターだからかな

                  彼女に会うとコピーが出来上がるまでのプロセスや、どこからアイディアを得るのか
                  何から手を付けるのか いつも興味津々 キラキラした目で質問してしまう。
                  真っ白な紙の前で途方にくれるのはコピーライターも絵描きも多分同じ。
                  しかし、彼女はゴールを設定してから逆算してコピーを書く方法を知っていて、
                  その「逆算のコピー」を題材に大勢の人の前でレクチャーしていた。

                  彼女の言葉に何度も痺れてきた。
                  わたしの世界観を広げてくれて、時としてわたしの中の固定概念をもひっくり返してくれる。
                  優しみとかユーモアとか賞賛を小出しせずに
                  惜しみなく溢れ続ける噴水のようにわたしに与え続けるので、
                  わたしは犬になった気持ちで噴水の周りを駆け回る。
                  彼女が大事にしているポメラニアンの気持ちがわかる気になる。

                  広告業界にいた友人がセッティングをしてくれて、南青山にある大御所コピーライターの事務所を訪ねた時は、
                  あまりの目力と野生的な凄みに面食らってしまい受け答えする自分の声が震えてしまった。
                  頬の筋肉が痙攣して恥ずかしかった。

                  もともと詩が好きな自分にとってコピーが魅力的なことは当然なこと。
                  キャッチコピー(メインコピー)は大好きだし、サブコピーもボディコピーも好き。

                  わたしがお会い出来たコピーライター 前田知巳さんのコピーは、

                  日清カップヌードルの「 hungry? 」やTOYOTA CROWNの「権力より、愛だね。」
                  社会派と呼ばれる前田さんの代表作は他にも沢山あるのだけれど、
                  わたしが個人的に一番ツボは、宝島社の「おじいちゃんにも、セックスを。」

                  あはははは









                  |16:50| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
                  トマト大丈夫。
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                    今頃、実家ではトマトがいっぱい生っているだろうな。

                    左に写っているのはおばあちゃんの手。
                    右はおじいちゃん。

                    収穫しながらおじいちゃんがプチトマトをポンポンと口に放り込むので、
                    「どうして食べてるの?」と尋ねました。

                    「 おじいちゃんね トマト大好き!」と天真爛漫に微笑むので

                    「 何でトマトが好きなの?」とまた尋ねました。

                    「だって美味しいよ〜」と言うので、美味しいというのは主観だから、
                    トマトの何がそんなに好きなのかもっと具体的に教えて?と追いかけてしまいました。
                    最近までわたしは生のトマトが食べられなくて、口の中に入れただけで全身鳥肌が立っていたので、
                    人が美味しそうにトマトにかぶり付く姿がとても不思議だったんです。

                    おじいちゃんが「 だって甘くて美味しいよ 」と付け足すので、
                    トマトより甘い食べ物は沢山あるよ。イチゴやバナナの方が甘いでしょう?とまた質問攻めにしてしまいました。
                    おじいちゃんの顔が見る見るうちに困惑顔になって笑
                    わたしは意地が悪いのかな 爆笑してしまいました。

                    人に言わせると、わたしの会話はルポタージュに近いらしいです。
                    みんな困惑を隠しながら(隠れてないけどね)一生懸命に答えてくれるので、
                    わたしは人間嫌いになるチャンスがない。ありがとうございます。

                    ちなみに『 人間きらい 』はモリエール。
                    |18:36| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
                    バイバイ ケン
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                      文字が途中で途切れちゃっているけれど、「 死なないフレンチブルドッグ 」と書いてあります。
                      タイトルじゃないよ。
                      一年前に友人のフレブルのケンが病気で深刻な状態だった時、
                      強面の金髪 軽いモヒカン?(重いモヒカンて何?)のパパが
                      涙を必死に堪えている姿がとても強烈で、わたしも願掛けにこの絵を描いたんです。
                      でも何故か元気になって「 も〜 ケンケン脅かしやがって〜 死ぬ死ぬ詐欺かっ!」なんて笑っていた矢先でした。
                      実家から大量に届いたサクランボのお裾分けを届けに寄ったら、もう立ち上がることも出来なくなっていたケンケン。
                      翌日に逝ってしまったのです。
                      前日に会えたのは偶然のラストチャンス まさか翌日に永遠のお別れが来るなんて想像しなかったけど、
                      最後にケンの黒い額にキス出来て本当に良かった。

                      いつか銅版画の先生のお宅にお邪魔した時、次女がわたしの方をチラチラ見ながら、
                      「 ブドウ食べよう!ハァ〜 この種のないブドウ美味しいなぁ〜 この種のないブドウが〜 …」って
                      わたしに聞かせてるの笑?って感じて面白かったことがありました。


                      種のない葡萄


                      この小さな女の子にとって、種のない果実というものが不思議であり新しいんだなって感動したんだよね。
                      そしてそのブドウが自然発生的に誕生したのか、人間の根気強い試行錯誤の末に生まれたのか、
                      彼女はどっちだと思っているのかな…と考えたらとても興味が湧きました。

                      その前日にはある大好きな人が、東京へ子供たちを連れて行きたいんだけど、
                      飛行機が心配で心配で着陸するまで心臓がドキドキするのって話していて、
                      子供を持つ前はそんなこと心配したことなかったのに、子連れの今は楽しいはずの旅行も心配ばかりして楽しくないんだよね…って。

                      この話と種のないブドウのイメージがリンクして、これからは絶対に落ちない飛行機が必要だと思った。
                      人類はきっと落ちない飛行機を開発するはず。

                      だから、死なないフレンチブルドッグだっていて欲しいと1年間願ってきたわけです。
                      ケンケンはそれを証明してくれなかったけど、わたしはまだ新しい何かを、可能性を諦めたくない。

                      |23:59| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
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