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宮地兵庫の共感覚の日々


Everyday-Life with synesthesia Hyogo Miyachi
絶賛喪中
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    世間の常識に照らし合わせるのなら
    わたしは喪中らしい。

    昨年の夏、祖母が遠い南の国へバカンスへ出かけた。
    タヒチ辺りだったかな。
    ゴーギャンの見た色彩を確かめて来る!とか言っていた。


    旅立つ1ヶ月前、祖母に会いに函館へ帰った。
    2年以上も祖母に会いに帰っていなかった。
    東京での生活の立て直しと終わりの見えない制作に 心身共にいつだって余裕がなくて、
    それを免罪符とばかりに ズルズルと先送りにしていたことを 心から後悔した。
    わたしは怠慢だったな。
    もう取り戻せない。


    祖母の前で大泣きして、ごめんね ごめんねと何度も謝られてしまった。
    「 どうして謝るの?」と聞いたら、
    「 だって、それ、涙でしょう?」と言われて、
    嗚咽して泣いてしまった。


    祖母が不在の家に帰ったのは、あの日が初めてだったから 違和感に戸惑った。

    食器棚の扉を全開にして思い出に耽り、
    彼女が着ていたセーターやエプロンなど 片っ端から匂いを嗅いだりして夜通し泣いた。



    祖母が恋に落ちて 二人の息子を産んで、
    一人はわたしの父になり、
    一人はわたしの伯父になった。

    その息子が恋に落ちて わたしを産んだから、

    この平和な日本に産んでくれたから

    わたしは毎日とても幸せだ。


    祖母の宝物であるわたしの父と
    わたしの伯父を 何があっても絶対に嫌いになりません。
    デザインの違う二人の息子を これからも同じだけ尊敬して生きて行きます。



    喪中期間はおめでとうを言わないの?


    嫌です。言います。
    おめでとう。
    毎秒がおめでとうです。


    なんかごめんなさい キュビズムで。

    大人になるタイミングをことごとく逃しまくって来たわたしを
    いや、蝶々を追いかけていて逃してしまったんじゃない、成熟することを全力で拒絶して来たわたしを
    何であの子だけ変わっているのかしら?と首を傾げながら、


    祖母は絶対的に愛してくれた。



    で、バカンスからいつお戻りになるの?

    |14:16| - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by hyo-go1 - -
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